クリミナル/CRIMINAL
ネタばれ注意！ネタばれ部分は伏字になってます。
Director：グレゴリー・ジェイコブズ
Cast：ジョン・Ｃ・ライリー、ディエゴ・ルナ、マギー・ギレンホール、ピーター・ミュラン
スティーヴン・ソダーバーグとジョージ・クルーニーが製作した犯罪アクション。
リチャードはカジノでウェイトレス相手にケチな詐欺をしていたロドリゴを、自分の相棒にしようと考えた。まんまとロドリゴを相棒にしたリチャードは、大掛かりな偽造貨幣の詐欺を企んだのだが・・・。
これもラストびっくり映画です。ストーリーや描かれている詐欺の手口は、そんなに目新しいものはなかったですね。ストーリーはこじんまりまとまっている感じです。ラストに向かって加速する様な感じではなくて、ゆる〜くラストに向かって行くイメージですかね。つまらないんじゃないけれども、そんなに面白くもなくでした。その辺は許容範囲なんですけど、何が許せないってストーリーの不自然さが目に付く点。
例えば、リチャードと姉は仲が悪いにも関わらず、リチャードが詐欺の為に姉に男と寝てくれって言ってのける事が出来るのや、それに対して条件を出すが引き受ける姉。彼らは訴訟までしてる位の仲の悪さですよ。そりゃないでしょ。ラストを見れば納得は行くのだけれども（あくまで姉の立場に立てば）、不自然過ぎです。唐突だし。
でね、もう一つ不満なのはロドリゴ演じたディエゴ・ルナ。別に下手くそじゃないんですよ。ジョン・Ｃ・ライリー程の演技ではないですが。ただ、今回の様なラストを演じるだけの力は彼にはないです。だってどうしても、「ユージュアル・サスペクツ」のケヴィン・スペイシーや「真実の行方」のエドワード・ノートンと比べてしまうんですよ。彼らと比較するのは酷かもしれませんけどね。
とか色々と言いましたが、暇つぶしには良いと思いますよ。
マギー・ギレンホールってジェイク・ギレンホールのお姉さんなんですね。どっかで見た事がある顔だと思っていたのですが。
目がとっても似てるんですね。色も同じだし。
2005/12/20
