アンスピーカブル/UNSPEAKABLE

Director:トーマス・J・ライト
Cast:パヴァン・グローヴァー、デニス・ホッパーディナ・メイヤーランス・ヘンリクセンジェフ・フェイヒー、マルコ・ロドリゲス
セザールは瀕死の重傷を負った女性警官を車に乗せた。彼女は頭を割られており車の中で息を引き取った。通りかかった警官が血まみれのセザールを死体を発見し、容疑者として逮捕され死刑宣告をされてしまう。女性分析医のダイアナは、彼の無罪を脳の記憶を映像化する装置を使って検証していた。しかし、その実験は認められなかった・・・。


初手からいきなり脳ミソです。脳ミソが転がり落ちるんですよ。よく事故らなかったですよね。この映画のカテゴリーはサスペンスなんですが、ホラーそのものですよ。やっぱり、この手の映像は受け付けないです。スプラッターはダメですね。
デニス・ホッパーが出演してるから観たのですが、面白くなかったです。彼は刑務所の所長を演じており、凄い存在感はありましたよ。でも、いかんせんB級映画なんですよね。出演の決めては何処にあったんでしょうね。
ストーリーも不思議ワールド全開です。だって、超能力とかの話なんですよ。で、超能力使って、人の脳ミソを食べたりするんですよ。そんな凄い超能力使えるのに、数人の警官に袋叩きにされたりするっておかしいでしょ。大体、この殺人犯は自首して来るんですけど、その理由が全く不明。自首して来た割には逃亡を企てたりするし。犯人だって最初からわかってるんだから、サスペンスの要素は何処にあるんじゃ。途中はまるで「羊たちの沈黙 [DVD]」そっくりだったし。
雰囲気は良いんですよ。暗くて不気味な感じは好きなのですが、内容がこれだとぶち壊しです。

2006/02/14

アンスピーカブル [DVD]