ビッグ・マネー/WHAT'S THE WORST THAT COULD HAPPEN?
Director：サム・ワイズマン
Cast：マーティン・ローレンス、ダニー・デヴィート、ジョン・レグイザモ、グレン・ヘドリー、カーメン・エホゴ、バーニー・マック、ラリー・ミラー、ノーラ・ダン、リチャード・シフ、ウィリアム・フィクトナー、シオバン・ファロン
ボストンのオークション会場で、泥棒のケビンが下調べをしていた。そんな時、父親の形見である絵を売りに出していた美女アンバーに一目惚れする。彼女を喜ばせる為に、ケビンは落札された絵を盗み出して彼女に渡した。めでたく彼女と付き合う事になり、ある日、彼女から父親の形見である指輪を渡された。しかし、泥棒に入った家の家主にまんまと奪われてしまった・・・。
普通のコメディ映画でした。しかしマーティン・ローレンスとダニー・デヴィートなのに、この程度の面白さってのが不思議です。もっと面白く出来ただろうに。はじけ方が足りない感じなんですよね。コンパクトに収まり過ぎです。これって、やっぱりマーティン・ローレンスにインパクトがないからでしょうか？エディ・マーフィーやクリス・タッカーと比べると見劣りするじゃないですか。ちっちゃいからじゃなくって、独特のスタイルが確立されてないでしょ。それに演技に力が入り過ぎで、笑いは後回しってかんじなんですよね。ダニー・デヴィートが相手だから、見劣りするのは仕方ないのかもしれませんけどね。だって、ダニー・デヴィートは見た目からインパクト大ですから。
ストーリーは平凡です。目新しさは特になかったですね。惜しいのは彼らの絡みが少ない事です。大半は絡みがなく独立して物語が進んで行くんですよ。もったいないですよね〜。何の為にコメディアン（ダニー・デヴィートはコメディアンじゃないけど、そんな感じでしょ）が2人も共演したんだか。
ベン・スティラーの様な笑えないジョークがないだけマシだわ、と思いながら観ていたのですが、最後にありました。くだらないジョークが。あれは笑えなかったです。
2006/03/16
