ボクらのママに近づくな!/Are We There Yet?

Director:ブライアン・レヴァント
Cast:アイス・キューブ、ニア・ロング、アレイシャ・アレン、ジェイ・モーア、M・C・ゲイニー
子供が大嫌いのスポーツグッズショップのオーナーニックは、ある日、美しい女性に一目惚れをする。早速、彼女の気を引こうとするが、彼女は離婚経験があり2人の子供持ちだと言う事実を突きつけられ、彼女への思いを諦め様とする。しかし、彼はその思いを諦め切れず彼女と仲良くなろうとするが・・・。


アイス・キューブが出演している映画って、必ず面白くないんですよね。私だけかも知れませんが。「トリプルXネクスト・レベル」なんか、とんでもなくつまらなかったですしね。別に彼に不満がある訳じゃないんですが。
この映画は、ファミリー向けのコメディなので、ストーリーもありきたりだし、オチも大団円って最初から分かってるでしょ。だから、その辺には別に特別な期待してなかったんですよ。強面アイス・キューブがコメディに出演するので、どんな感じなんだろうって軽い気持ちで観たのですが、のっけからダメでしたね。とにかく、子供のイタズラがひど過ぎです。あそこまで悪意に満ちてると、笑えないですよ。腹が立って来る。彼らがやってる事は、「ホーム・アローン [DVD]」のケビンみたいな感じなんですが、あれは、相手が悪人だから許されるんですよ。しかし、今回の相手は泥棒でもなんでもない。子供だからって許される範囲を逸脱してますよ。
母親のボーイフレンドに対する彼らの気持ちは良くわかるのですが、途中から大人をコケにして面白がってるだけにか見えない。それも、相手の弱い立場を利用して。思い出しただけでも腹が立ってきた。
そんな感じなので、私には面白くなかったです。久しぶりに不快な映画を観てしまいました。ファミリー向け映画を観て、こんな不快な気分になる事は今までになかったですよ。

2006/04/09

ボクらのママに近づくな! [DVD]