セイブ・ザ・ワールド/THE IN-LAWS
Director:アンドリュー・フレミング
Cast:マイケル・ダグラス、アルバート・ブルックス、ロビン・タニー、ライアン・レイノルズ、キャンディス・バーゲン、リンゼイ・スローン、マリア・リコッサ、デヴィッド・スーシェ
ピーター・フォークとアラン・アーキン共演の「あきれたあきれた大作戦」のリメイク。CIAの潜入捜査官スティーブ・トバイアスの息子が結婚する事になった。相手の父親は神経質で小心者の足の専門医ジュリー。両家の初顔合わせの際にスティーブは極秘捜査の場面をジュリーに見られてしまった。ジュリーはスティーブを危険人物と誤解して娘の結婚に反対したのだが・・・。
映画館で観たかったのですが、気付いた時には公開終了してました。かなり短期間の上映だった様です。なので、期待せずに観たのですが面白かったです。確かに悪乗り過ぎるジョークもあるので、日本人受けしないと思ったのでしょうね。でも、そんなにアメリカ〜ンなジョークじゃないと思いますけどね。ジョークばっかりで内容がない訳でもないですし。
演出公開時のコピーは〝イケテル「オヤジ」がCIA!〟イケテルは余計ですがオヤジが大活躍です。久しぶりに溌剌としているマイケル・ダグラスを見た様な。60歳近い彼が乱闘で大騒ぎたりボートに乗るとアクロバテックな運転と、ジイサンには全く見えません。不思議と年齢を感じさせないんですよ。私生活では、03年に第二子が誕生したぐらいですからかなり元気です。
もう一人のオヤジはアルバート・ブルックス演じるジュリー。この映画はマイケル・ダグラスよりも彼の方が主役。だって、彼がいなきゃこの映画は全く面白くないですから。ジャン=ピエールとのからみは大爆笑ものでしたよ。父親がコメディアンで彼自身も「サタデー・ナイト・ライブ」の脚本と演出に携わっていただけあって、コメディに対するセンスも生まれながらのものなのでしょうね。
アクションあり笑いあり、そして家族愛ありと盛り沢山の内容でした。
2005/07/28