エイリアンVS. プレデター/ALIEN VS. PREDATOR

Director:ポール・W・S・アンダーソン
Cast:サナ・レイサン、ラウル・ボヴァ、ランス・ヘンリクセンユエン・ブレムナーコリン・サーモン、アガト・ドゥ・ラ・ブライユ、トミー・フラナガン、カーステン・ノルガード、サム・トルートン、ジョセフ・ライ
2004年、南極大陸の地下で謎の熱源が発生している事を突き止めた巨大企業ウェイランド社は、調査をする為にエキスパートを招集した。その場所に辿り着いた彼らは巨大ピラミッドを発見した。調査を進めた彼らは恐るべき事実を発見する。その場所はプレデターがエイリアンに卵を産ませ、若いプレデターがエイリアンと戦う〝成人の儀式〟を行う場所だった。

 
この映画なんだったんだろう。あの、エイリアンとプレデターが戦うんですよ。もっと迫力のある映画に出来たんじゃないかな。お互いの個性が強すぎるから共倒れになった感じもするのですが、これじゃもったいないですよ。
彼らが戦う理由は〝成人の儀式〟の為ですって。私には無い発想でした。こんな事を思いつくなんて凄いですよ。確かに、彼らだって大人になるんだから成人の日があってしかるべき。それに比べて日本の成人式のぬるい事。世の中には木のツルで作った紐でバンジージャンプをする命がけの儀式を行う民族もいるのに、数時間座ってる事も出来ないなんて。プレデターの場合は更に壮絶。相手はあのエイリアン。この儀式の為にわざわざエイリアンを飼ってるのだから、やっぱりプレデターの方が強いんでしょうね。それにしては、結構ぼこぼこにやられていた様な。
この映画を観ようと思ったのはランス・ヘンリクセンが出ていたからなんですが、なんだかあっけなかったです。彼は「エイリアン2」でアンドロイドを演じていた人で、その時の役名がビショップで、今回の役名はチャールズ・ビショップ・ウェイランド。だから、てっきりこの人もアンドロイドに違いないと思った訳ですよ。で、当然その事に触れるだろうと思っていたのですが、それは深読みし過ぎた様でただの人間でした。これじゃ彼を使う意味ないし、同じ名前にする必要性もないじゃないですか。まぎらわしい。

2005/08/01

エイリアンVS.プレデター [DVD]