パニッシャー/THE PUNISHER

Director:ジョナサン・ヘンズリー
Cast:トム・ジェーン、ジョン・トラヴォルタウィル・パットン、ジョン・ピネット、
ロイ・シャイダーレベッカ・ローミン=ステイモスローラ・ハリングエドゥアルド・ヤネス、ベン・フォスター、オマール・アヴィラ、サマンサ・マシス
アニメ原作の映画化。ギャングのハワード・セイントの息子ボビーがFBIに射殺されてしまう。ハワードは独自の捜査で事件の背後にFBIの潜入捜査官フランクがいた事に気付き、彼に復讐を誓い家族を皆殺しにする。命を取りとめたフランクは家族の為に、自ら制裁を下す決意をするが・・・。


マーベル・コミック原作なので、どこまでも暗いのかなと思っていたのですがそんな事もなかったです。中盤まではテンポ良く進んでいき退屈する事はなかったのですが、ロシア人とフランクが対決するシーンはうだうだし過ぎでつまらなかった。あのシーンで主人公のフランクが死ぬ事はあり得ないんだから、さっさと反撃すりゃいいのに中途半端にやられっぱなし。あれがこの映画の見せ場だったら仕方ないんだけど、そうでもないのになんであんな演出をしたのか。それまで良かったのにぶち壊しですよ。
私は彼が住むアパートの隣人達がとても好きです。それぞれが悩みを持っていながらも、彼の為に手助けをする。見返りなんてないのに体を張れるなんて素晴らしいですよね。私には出来ない事です。彼らとフランクの交流で映画を作って欲しいです。相手はフランクじゃなくても良いんですけどね。脇役だから出番が少ないのはしょうがないんだけど、もったいないですよ。フランクにインパクトが少なかった所為でしょうかね。
フランクの息子ウィルを演じたのはMarcus Johns君。
 
いきなり殺されてしまうのであまり出て来ないですが、なかなか可愛らしい。まだ、この映画しか出ていない様ですがこれからも活躍して欲しいですね。
ラストはあっけないです。ジョン・トラヴォルタはラストだけの為に出演した様な感じでした。しかし、ジョン・トラヴォルタと息子達の似ていない事。養子かって言うぐらい。

2005/08/10

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