パズラー/VERFLUCHTE BEUTE
ネタばれ注意！ネタばれ部分は伏字になってます。
Director：ミヒャエル・カレン
Cast：マリー・ツィルケ、アントニオ・ヴァネック、ニルス・ユリウス、ベニー・リーンツ
人里離れた山荘で起きるサスペンス映画。山奥のコテージの修理に来た５人の若者は、そのコテージで３人の死体と首飾りを発見する。首飾りの横領を企んだ彼らは死体を埋めて、証拠隠滅を図ろうとしたのだったが・・・。
この映画はつまらん。だって、うたい文句が驚愕のラストですよ。先日も騙されたばっかりですが、性懲りもなく借りてしまいました。驚愕の意味を知ってる人間が、このコピーを考えたのかと思わずにはいられないです。
初手から胡散臭い匂いはしていたんですよ。でも、まさかそんな事はないに違いないと見続ける事95分。なんてったって驚愕のラストなんだから、最初から結末が分かるし、中盤なんかだれまくりだし、思っていた通りのストーリーだけど、それでもまだラストじゃないしとあくびをしながら観ましたが、あっけなく終わっちゃいました。ある意味、これこそ〝驚愕のラスト〟ではありました。
なんで、わざわざこんなコピー書くんでしょうかね。それに釣られる私みたいなうっかり者トラップの様だわ。驚愕のラストじゃないと分かってるんだから、書かなきゃ良いのに。誇大広告もはなはだしいですよ。
だって、私なんか絶対に主人公のボーイフレンドか警官が怪しいに違いないって思ってたんですよ。あのメンバーの一員が首謀者だと思うじゃないですか。でも、全く違いましたね。メンバーですらなかったし。
ストーリーは至って普通です。善人が悪人だったって言う、びっくり映画の王道であるオチもないです。だいたい〝パズラー〟って邦題の意味がわからないですよ。別に、謎解きがあった訳でもないのにね。騙される己が悪いと思うのですが、どうにかならないんでしょうかね。
2005/12/07
