バス男/NAPOLEON DYNAMITE

Director:ジャレッド・ヘス
Cast:ジョン・ヘダージョン・グリース、アーロン・ルーエル、エフレン・ラミレッツ、ディードリック・ベーダー、ティナ・マジョリーノ、サンディ・マーティン、ヘイリー・ダフ
超低予算の作品だが、40億円を稼ぎ出したコメディ。高校生ナポレオン・ダイナマイツは、絵に描いた様なオタクだった。友達もいなかったが、ある日メキシコ人の転校生ペドロと親しくなる。ペドロは女の子の気を引く為に、生徒会長に立候補した。そんな友達をサポートする為に、ナポレオンも選挙活動に参加する。


この映画って〝脱力系コメディ〟ってジャンルなんですね。初めて聞きましたよ。でも、納得です。確かに脱力しました。それも激しく。名前からして〝ナポレオン・ダイナマイツ〟ですよ。その時点で脱力気味ですね。
アメリカでは大ヒットだったので、劇場公開を待っていたのですがどうやら未公開だったみたい。この手の映画って日本でのヒットは難しいでしょうから、仕方ないですね。邦題の〝バス男〟を見てもわかる様に、「電車男」から付けたのは一目瞭然なんですが、内容は全く違いますので間違えないように。ただ、ナポレオンがオタクでバス通学って所から付けた邦題ですから。わざわざ邦題なんて付けなくてもいいじゃないですか。だって、この映画の場合は彼の名前だけでも笑いを取れるんですから。もったいない。
主人公〝ナポレオン・ダイナマイツ〟を演じるのはジョン・ヘダー。普段の彼って意外と男前なんですよ。
 
ね?本当にあんな人なのかと思っていたのですが、そんな訳ないですよね。テンパを七三分けにしてる人なんて見た事ない。観始めは気持ち悪すぎて、観るのを止めようかと思ったりしましたが、観続けてると慣れるのか麻痺して来るのか平気でした。それさえ乗り切れれば、後はダイナマイトワールドにどっぷり浸かれる事間違いないですよ。とにかくユルい。どこまでもユルユルです。
余談ですが、ヘイリー・ダフってヒラリー・ダフの姉なんですが、エンドクレジット観るまでわからなかったです。七光りの最たるものですね。

2006/03/23

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