プロデューサーズ/THE PRODUCERS

Director:スーザン・ストローマン
Cast:ネイサン・レインマシュー・ブロデリックユマ・サーマンウィル・フェレル、ゲイリー・ビーチ、ロジャー・バートマイケル・マッキーン、アイリーン・エッセルメル・ブルックス
68年のコメディをブロードウェイでミュージカル化したものを、再び映画版としてリメイクしたコメディ。落ち目のプロデューサー、マックスの元に会計士レオがやって来た。帳簿の整理を始めたレオは、ブロードウェイでのショウが失敗に終わった方が、儲かると思いついた。それを聞いたマックスは、コケ確実のミュージカルを作り製作費の丸儲けを企むのだが・・・。


チケットを貰ったので、観に行ったのですが面白くなかったです。途中で寝てしまいました。やたらと時間が長いのも、問題ですよねぇ。ブロードウェイではトニー賞史上最多の12部門も獲得したらしいですが、映画版は散々ですよ。基本のストーリーは面白いし、ネイサン・レインも最高なんですが、散りばめられているギャグが笑えないんですよ。下品だし下劣。そして、やっぱりやり過ぎ。あそこまでしつこいと、お腹一杯になってしまいます。だって、ヒットラーに敬礼なんて最低でしょ。コメディにする神経がどうも私には理解出来ないです。ヒットラーに啓蒙している変人を演じてるのが私の嫌いなウィル・フェレルだから、余計に目に付くのかも知れないですが。
ネイサン・レインと比べてインパクトが薄いのは、マシュー・ブロデリック。やっぱり彼って、優等生的な演技しか出来ないんですかね。型にはまり過ぎと言うか、個性が少ないと言うか。まとまっているんですけど、こじんまりしてるんですよね。いつもの事ですが。

2006/05/07

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