グッドナイト＆グッドラック/GOOD NIGHT, AND GOOD LUCK
Director：ジョージ・クルーニー
Cast：デヴィッド・ストラザーン、ジョージ・クルーニー、ロバート・ダウニー・Ｊｒ、パトリシア・クラークソン、レイ・ワイズ、フランク・ランジェラ、ジェフ・ダニエルズ、テイト・ドノヴァン、トム・マッカーシー、マット・ロス
ジョージ・クルーニー監督作品。1950年代のアメリカではマッカーシー上院議員を筆頭に、共産主義者の排除が盛んに行われていた。いわゆる〝赤狩り〟である。しかし、次第にその標的は政府に盾突く者に及んで行った。そんな中、CBSのキャスター、エド・マローとプロデューサーのフレッド・フレンドリーは、マッカーシーこそが、万人の自由を脅かす敵だとの内容の番組を放送する・・・。
平日のお昼に観に行ったんですよね。なので、お年寄りがいっぱいでした。始まって20分後位から、色んな方向から寝息が聞こえて来るんですよ。上映前はやたらと饒舌に話していたのに、始まったら即寝ですよ。喋りすぎで体力消耗したんですかね。確かに、お年寄りに字幕の外国映画はどうなんでしょうね。字幕読むだけで疲れそうな気がしますが。それに、モノクロでしょ。字幕は白色なんですよ。平気で白バックに白色の字幕付けているので、ほとんど見えないんですよね。あれは不親切ですよ。内容が小難しいだけに、雰囲気だけでは理解出来ないんですよ。そりゃ、眠たくもなりますよね。
全編モノクロでノスタルジックな映画でした。ハリウッド流行の骨太政治映画ですが、親切にもこの事件のバックグラウンドや、当時の政治の説明があったりするので、全く知らない人が観てもストーリーはすぐに理解出来ると思います。ただし、字幕の問題がありますが。ただ、上映時間が93分と短いので中途半端なラストになっているのが残念でした。で、どうなったの？結局のところは？って思うラストなんですよ。せめて2時間は欲しいですよね。
2006/05/23
