ロード・オブ・ザ・リング ― コレクターズ・エディション [DVD]/LORD OF THE RINGS THE FELLOWWSHIP OF THE RING

Director:ピーター・ジャクソン
Cast:イライジャ・ウッドイアン・マッケランリヴ・タイラーヴィゴ・モーテンセンショーン・アスティンケイト・ブランシェットジョン・リス=デイヴィスビリー・ボイド、ドミニク・モナハン、オーランド・ブルームクリストファー・リー

待ちに待った指輪物語の映画化。
期待に夢を膨らませて映画館に足を運んだ記憶があります。本から入った私としては、あのオークやゴーレムの映像はおどろおどろしすぎました。
それよりも何よりも、一番のショックはサムを演じるショーン・アスティン。あの「グーニーズ」の愛らしいマイキーは何処に行ってしまったのでしょうか。あんなに可愛かったのに。
当時から確かに顔は大きかったですよ。で、「メンフィス・ベル」の時にはもう太り初めていましたよ。それでも、あんなに寸詰りになる事はないじゃないですか。マイキーの頃のインタビューで好物は肉だと断言してたので、仕方のない事なのかもしれませんけどね。しかし、顔でかすぎです。
そんなサムに首の太さでは負けないのがフロド演じるイライジャ・ウッド。彼も昔は可愛らしかったのですよ。「8月のメモワール」でのくりくり坊主も良いですが、「危険な遊び」の天然パーマも素敵でした。
そんな愛らしかった彼ですが、「ディープ・インパクト」ではこちらがディープ・インパクトを受けたおしました。「フリッパー」の時に成長の行く末を垣間見ましたが、そのまんま大きくなっちゃいましたね。嫌いじゃないのですよ。でも、私の琴線には触れないのです。
私に取っての一番の収穫は、オーランド・ブルームでもヴィゴ・モーテンセンでもなくイアン・マッケラン演じるガンダルフ。いやぁ、すごくかっこ良いですよね。
別にイアン・マッケラン自身に対しては何とも思わないのです。いつもかなりの男前を連れているのはうらやましいですけど。ガンダルフにセクシーさを感じると言うか、もうあの目で見つめられたらと考えるだけでドキドキしてしまいます。
人は私の事を〝ロリコンのおやじ好き〟と言います。相容れない両者が融合している稀有な人間ですよね。つまり人間として奥が深いと言うか、複雑な人間性であると言うか。と、自分に取って都合の良いように解釈してます。人生においてポジティブシンキングは大切です。
訳がわからないままに指輪の継承者にされてしまい、怪我を負わされたり怒られたり滅び行く世界を見せられたりとめいっぱい大変なホビット族のフロド。考えたら可哀想ですよね。使命、使命って誰からも聞かされて、暗示にかかった状態になっているのじゃないかと思わずにはいられない。
彼はいつも眉間に皺を寄せた情けない顔をしているので、頼りになるとは思えないですしね。それが相手を油断させる作戦・・・な訳ないですよね。頑張れフロド。旅は始まったばかりなのだから。
2005/01/01
ロード・オブ・ザ・リング ― コレクターズ・エディション [DVD]