キング・アーサー/KING ARTHUR

Director:アントワーン・フークア
Cast:クライヴ・オーウェンキーラ・ナイトレイヨアン・グリフィズステラン・スカルスガルドスティーヴン・ディレインマッツ・ミケルセンジョエル・エドガートンヒュー・ダンシーレイ・ウィンストンレイ・スティーヴンソンティル・シュヴァイガー、イヴァノ・マレスコッティ
西洋史上伝説の王アーサーと円卓の騎士の映画化。ローマ支配化のブリテンではローマからの独立を求めるゲリラのウォードとサクソン人との間で戦闘が繰り広げられていた。アーサーはローマの司令官として任務についていた。そして彼は不当にローマに捕らえられていたブリテン人の女性グウィネヴィアを救出する。

どうしてもクライヴ・オーウェンがキングには見えなくて。どうしても宇梶剛史にしか見えなくて。

似てませんか?だから余計にキングには見えなかったのですよ。だってランスロット役のヨアン・グリフィズの方が何倍も男前なのです。絶対ミスキャストですよ。だって最初はヨアン・グリフィズがアーサーだと思ってましたもん。違うと分かった時から観る気をなくしてしまいました。キング・アーサーなんですよ。タイトル背負ってるのだからもっと華のある人でなきゃダメですよ。一般ぴーぽーに混じっていても違う雰囲気を醸し出しているとか、群を抜いて男前とか、それがダメならせめて背が高いとか。そんなの全く無しですよ。なんなら、ただの一般人にしか見えない
そんな一般人に恋するキーラ・ナイトレイ演じるグウィネヴィア。ちょっと待て。相手が違うだろ。普通はランスロットでしょ。間違いなく。ランスロットにチラ見されている事を知っているのに、何故に一般人になびくのかな。やっぱりランスロットより地位も身分も偉いからなのか。
それにしてもアーサーと円卓の騎士の関係って〝タメ〟だったのですね。アーサーに仕えているのがアーサー率いる円卓の騎士でしょ。上下関係がきっちりとしていると思っていたのですがそんな事は全くなかったですよ。呼び捨てにされてたしね。
内容は、歴史的背景を理解してないと分かり難いのではないかと思いました。ウォードに関しては若干の説明はあるものの、荒くれサクソン人にいたってはいきなりの出現でしたから。
2005/02/01
キング・アーサー ディレクターズ・カット版 [DVD]