ハットしてキャット/THE CAT IN THE HAT

Director:ボー・ウェルチ
Cast:マイク・マイヤーズアレック・ボールドウィンダコタ・ファニング、スペンサー・ブレスリンケリー・プレストン
小さな街に住む兄弟が退屈な留守番をしている時に、いきなり帽子をかぶった巨大猫が登場して彼はマジックで兄弟を楽しませるが家中が散らかってしまう。その夜には兄弟の母親が主催のパーティーを自宅で行う為に家を片付けなければならない。しかし、どうやったら片付けられるのか。

Dr.スース原作の映画化。実際の挿絵はこんな感じ。

猫と言われなければわからない。変な生き物に見えてしょうがないです。どちらかと言うと猿っぽいですよね。この映画、原作の良さを全く出していないと酷評されていた様ですが、そこまでつまらない映画ではないと思うのですが。私は何時もの事で、ダコタ・ファニングちゃんが出てるから観ただけなので、そこまで期待をしていなかったからそう思うのかもしれませんけど。
しかし今回のダコタちゃんは可愛くなかったです。それに、彼女の兄役スペンサー・ブレスリン君をどうしても好きになれなくて。受け付けない顔です。だったね、可愛くないのですよ。妙に太ってるのも気になって。その上、私の嫌いな中途半端な丈のダボダボズボンをはいてるし。

それよりも、私にはマイク・マイヤーズ演じるキャットがオースティンに見えてしょうがなかったです。特殊メイクで顔はほとんど隠れているのに何故かオースティン。立ち振る舞いがそっくりなのでしょうかね。
ストーリーはあってないようなもの。この手の映画にストーリーを求めるのは間違ってますよ。ストーリーよりも映像が可愛くておされな映画です。〝アンヴィル〟の町並みはカラフルで曲線的。家の中も眼を疑うような色彩で彩られています。ロビン・ウィリアムズの「トイズ」を彷彿とさせるような映像でした。

2005/03/12

ハットしてキャット スペシャル・エディション [DVD]