クライモリ/WRONG TURN

ネタばれ注意!ネタばれ部分は伏字になってます。

Director:ロブ・シュミット
Cast:デズモンド・ハリントン、エリザ・ドゥシュク、エマニュエル・シューキー 、ジェレミー・シスト、ケヴィン・ゼガーズ、リンディ・ブース、ジュリアン・リッチングス
森の中でタイヤがパンクして立ち往生している所へ、後続車が突っ込み2台とも大破してしまう。携帯も繋がらない樹海なので、彼らは公衆電話があった場所まで歩き始めたが、何者かが彼らに襲い掛かる。


トゥルー・コーリング」のエリザ・ドゥシュクが出演しているのでレンタルしましたが、後悔先に立たずです。ただのスプラッタ・ホラーでした。それも存分に人肉を大鍋で煮たり、脳味噌を冷蔵庫に保管したり、首を切り落としたりと恐ろしいシーンのてんこ盛り。この手の映画は何度観ても受け付けない。
ストーリーはホラー映画にありがちな設定です。ただ、舞台が樹海なので殺人鬼から逃げるシーンは地面を走ったりするのじゃなくて木を活用してました。とは言え、だたそれだけの事ですが。
で、この映画の主人公は〝マウンテンマン〟と呼ばれる3人組の殺人鬼。名前が付いている辺りは〝ジェイソン〟や〝フレディ〟に対抗してるのかしら。彼らは徒党を組んで殺人三昧。3人組の定石チビ・デブ・ノッポの設定が少し笑えます。観ていた時はそんな余裕はなかったですけどね。
しかし、あれだけの殺人を犯しているのだから保安官も怪しいと思うのですが。いくら樹海だったにしても捜索隊を派遣したら、すぐにおびただしい程の自動車を発見出来るだろうに。それに、クリスとジェシーだって無事に樹海から逃れる事が出来たのだから、樹海って言っても中央ではなく端っこの方でしょ。たぶん。よっぽど怠け者なのでしょうか保安官は
映画の初手から殺人鬼に関する情報が得られるので、おぞましい殺人鬼は誰だ?的な映画ではなく、特殊メイク・特殊効果の第一人者であるスタン・ウィンストンの独断場の様な感じでした。

2005/04/27

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