テイキング・ライブス/TAKING LIVES

ネタばれ注意!ネタばれ部分は伏字になってます。

Director:D・J・カルーソー
Cast:アンジェリーナ・ジョリーイーサン・ホークキーファー・サザーランドジーナ・ローランズオリヴィエ・マルティネスチェッキー・カリョジャン=ユーグ・アングラードポール・ダノ
工事現場で白骨化した死体が発見される。地元モントリオール警察はFBIに捜査協力を要請し、女性特別捜査官イリアス・スコットがやって来た。彼女はプロファイリングの天才で、この事件も彼女の分析で捜査に進展が見られた。そんな時、新たな事件が発生しなんと今回は目撃者がいた。早速、目撃者であるコスタの情報から犯人はマーティン・アッシャーという名前だと突き止める。


最近、この手の映画を観すぎたので食傷気味です。意図的に選んでいる訳じゃないのですが。映画や小説で犬猿の仲とされている、地元警察とFBI。この映画でも同じ。今回はFBIが送り込んだのが女性捜査官だったので、更に面白くないのでしょうね。その女性捜査官イリアスを演じるのがアンジェリーナ・ジョリー。彼女が演じると総じてタフで賢くセクシーに見えるのですよ。この映画でもしかり。だから、犯人との戦いのシーンも安心して観ることが出来る。だって、負ける気がしないのだから。逆に言えば結果がわかっているのだからつまらない。で、相変わらず彼女のベッドシーンは濃厚って言うか濃密って言うか。相手の縫った傷が開くほどの激しさ。こんな感じ。それはやり過ぎじゃないでしょうか。そこまで相手に夢中になれるってのは、ちょっと羨ましいですけど。しかし、スタイルが良くなきゃ脱げないわな。
ストーリーは可でも不可でもなく。出演者が豪華なのに平凡な作品に仕上がっているのはもったいない。私にとっては、あっと驚く様な犯人でもなかったですしね。ただ、ラストのシーンは不必要じゃないかと思いました。製作者からすると、衝撃のラストを目論んでいたのでしょうけどかえって退屈でしたよ。上記にも書いたけれども、彼女が負ける気がしないし妊娠してない事もばればれ。それなのにまんまと騙されるコスタ。もうちょっと賢いのかと思ってたのに。まんまと罠にかかりに来るなんて。そんなんでよく19年間も殺人行脚を続けられたな

2005/05/11

テイキング・ライブス ディレクターズカット 特別版 [DVD]