フォーガットン/THE FORGOTTEN

ネタばれ注意!ネタばれ部分は伏字になってます。

Director:ジョセフ・ルーベン
Cast:ジュリアン・ムーアドミニク・ウェストゲイリー・シニーズアルフレ・ウッダード、ライナス・ローチ、ロバート・ウィズダムジェシカ・ヘクト、アンソニー・エドワーズ
飛行機事故で息子サムを亡くした母親テリーは、14ヶ月たった今でも立ち直れずにいた。そんなある日、記念写真から息子だけが消えている事に気が付き困惑する。その後も不可解な事が続き、アルバムやビデオテープからもサムが消えてしまっていた。精神科医から、最初から息子など存在しないと言われたテリーは、サムの存在を証明しようとするのだが。


なんじゃ、この映画は。あんなラストだなんて。激しく期待外れでした。予告編はとっても面白そうだったのです。あの予告から、こんなオチを想像できる筈もなく。そう言った意味では笑える位のびっくり映画ではありました。前半は面白いです。短い導入からスリリングな展開まではテンポ良くストーリーは進んで行きます。ジュリアン・ムーアの鬼気迫る演技も素晴らしい。果たして本当に自分の妄想なのか、誰かが仕組んだ事なのか。それでも、一度としてサムの存在を信じて疑わない彼女を観ていると、切なくなってきました。しかし、後半はキツイです。だって、結局はエイリアンが息子をさらったってオチですよ。それも親子の絆を観察する為に。それだけでも理不尽極まりない。しかし相手はエイリアン。そんな感情論なぞ意にも介さない。なつかしのX-ファイルのノリです。X-ファイルは好きです。DVDも持ってますし。あのドラマは最初からエイリアンもの(超常現象もの)だとの認識が観る側にもある訳じゃないですか。だから、誰からさらわれようが、エイリアンが出てこようが面白く観れるのですよ。でも、この映画の場合はジャンルにSFとさえ明記がないのです。それはずるいでしょ?あからさまにリアルサスペンスをうたっておきながら〝実はエイリアンの仕業だよ〜ん〟は酷い
とは言え、ものすごく印象に残るシーンがあったのは事実。ぼ〜っと観ていたので、かなり動揺してしまいました。2回目からは笑えてしょうがなかったですけど。
すいません。ネタばればっかりで。

2005/06/05

相続税延納物納ネット