キャットウーマン/CATWOMAN

Director:ピトフ
Cast:ハリー・ベリーシャロン・ストーン、ベンジャミン・ブラット、ランベール・ウィルソンフランセス・コンロイ、アレックス・ボースタイン、マイケル・マッシー、バイロン・マン
バットマン リターンズ」で登場したキャットウーマンを主人公にしたアクション・ファンタジーミシェル・ファイファーに代わってハリー・ベリー演じる新しいキャットウーマンは、化粧品会社の陰謀に立ち向かう。


2004年のゴールデン・ラズベリー賞に輝いた作品ですが、そこまで悪くなかったですよ。確かにバットマンシリーズの一環として観ると、あのゴッサムシティの雰囲気のかけらも残ってないのでキツイですが。でも主人公が違うのだから、別の単独の映画として観れば楽しめるのではないでしょうか。致命的なのはちゃちいCGの使い過ぎって事。CGまで駆使してるのにキャットウーマンの動きが〝猫〟には見えない。「ハムナプトラ2」に出て来る壁を四つん這いで進む怪物みたいな動きはイタイですよ。俊敏な蜘蛛じゃないんだからさ。そこまでして壁を登らさなくてもいいじゃない。それが一番の見せ場って事もないのに。
私にとって致命的だったのは、最初にキャットウーマンとして登場するシーンの彼女が研ナオコにしか見えなかった事。と言うかあれは研ナオコです。その所為で、キャットウーマンが出て来る度に研ナオコに見えて辛かったです。彼女と研ナオコって似てるのでしょうか?パーツは似ている様な気はしますが、全体的には似てないですよね?でも、ハリー・ベリーが髪を短くカットした時の横顔も研ナオコに似てるかも。

あ、やっぱり似てる。正面から見ると全然似てないのに。ミシェル・ファイファーが演じた時はキャットウーマンの時でもキレイでしたけど、今回はキャットウーマンよりも変身する前のハリー・ベリーの方がキレイです。コスチュームがなんだかねぇ〜。露出過多な感じでセクシーを通り越して下品な感じなんですよね。スタイルが良いのだから露出に頼らなくてもいいじゃん。もったいない。

2005/07/07

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