バンガー・シスターズ/THE BANGER SISTERS
Director：ボブ・ドルマン
Cast：ゴールディ・ホーン、スーザン・サランドン、ジェフリー・ラッシュ、エリカ・クリステンセン、エヴァ・アムッリ、ロビン・トーマス、マシュー・キャリー
L.Aのライブハウスで働いていたスゼットは、新しい店長から首を言い渡されてしまった。途方に暮れた彼女は昔の友人ヴィニーを頼ってアリゾナに向う。彼女達は60年代に〝バンガー・シスターズ〟として名を轟かせた伝説のグルーピーだった。しかし、スゼットと違いヴィニーは過去を封印し弁護士夫人として地域に貢献する良妻賢母になっていた。
オスカー俳優３人（ジェフリー・ラッシュはどうでもいいけど）が共演したこの作品、本当に面白いです。ラストがヌルイのが残念ですがしょうがない。ストーリーも良い感じです。ただ、ジェフリー・ラッシュ演じるハリーは必要ないと思います。だって中途半端なんですよね。上映時間が100分もないのに３人のエピソードを詰め込むのが無理な話。確かに、ハリーとスゼットのシーンは〝絵〟としては面白いし胸がつまる場面もありますよ。でも、彼なしでも十分に面白い。そして彼がいるからもっと面白いかって聞かれると、そんな事はないと思うんですよ。だから要らないんじゃないかと。
伝説のグルーピー〝バンガー・シスターズ〟を演じるのはゴールディ・ホーンとスーザン・サランドン。彼女達ってこの撮影当時50歳後半なんですよ。なのに全然そんな歳には見えません。顔は切ったり貼ったり繕ったりしてるのかもしれないけど、スタイルも良いです。お尻なんか私の方が垂れてそう。
こんな格好が似合う50代後半。素敵ですよね。
３人の共演で話題になりましたが、それ以上に私の中で話題になったは、スーザン・サランドンの娘エヴァ・アムッリが出てるって事。彼女を最初に見たのは「デッドマン・ウォーキング [DVD]」。あれから7年。とっても可愛らしく成長してました。映画の中でもスーザンの末娘を演じてた彼女はFranco Amurriとスーザンとの娘です。
彼女ってあまりスーザンに似てませんよね。知ってると思いますが、左端は義理の父親ティム・ロビンス。
2005/08/02
