ブギーナイツ/BOOGIE NIGHTS

Director:ポール・トーマス・アンダーソン
Cast:マーク・ウォールバーグバート・レイノルズジュリアン・ムーアヘザー・グレアム、ジョン・C・ライリー、ウィリアム・H・メイシー、ドン・チードルトーマス・ジェーンフィリップ・ベイカー・ホールアルフレッド・モリナ
ディスコで皿洗いのバイトをしていたエディは、ポルノ映画監督ジャックにスカウトされる。悩んだ末にポルノ俳優になる決意をしたエディは、数々のヒットを飛ばしポルノ界のスターになるが・・・。


エディを演じるのは〝第3の乳首を持つ男〟マーク・ウォールバーグ。当時26歳の彼ですが17歳の役はそんなに違和感が無かったです。それに比べてヘザー・グレアムの高校生は違和感あり過ぎ。あんな高校生いないって。彼って昔は〝ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック〟のメンバーだったなんて知らなかったですよ。「ステップ・バイ・ステップ」はバイクのコマーシャルに使われたりしてましたよね。懐かしい。
人間は誰しも何かずば抜けて誇れるモノを持っているらしいですが、エディの場合はアソコのサイズだと。で、彼はアソコにものを言わせ、ポルノ界のスターに登りつめる訳ですがデカけりゃ良いって問題でもないと思います。色々、弊害はあるだろうし。私が女だからそう思うのかも知れないですけど。
ストーリーはお決まりです。彼の栄光と挫折を描いたものですが、ラストはちょっと意外でした。こんなラストも有りかなと。脇役もかなり豪華なのですが、彼らの描き方がうっすぺらい感じがしました。あれではジュリアン・ムーアの体当たり演技も浮かばれないですよ。で、エディに恋心を抱くゲイ役でフィリップ・シーモア・ホフマンが出演してました。私、「ハピネス [DVD]」を観てから彼苦手なんですよね。気持ち悪くって。今回も気持ち悪い役どころだったので余計にダメでした。彼にはまり役なんですが。だってこれですよ。
 
キツイでしょ?

2005/09/01

ブギーナイツ [DVD]