ステップフォード・ワイフ/THE STEPFORD WIVES
Director：フランク・オズ
Cast：ニコール・キッドマン、マシュー・ブロデリック、ベット・ミドラー、グレン・クローズ、クリストファー・ウォーケン、フェイス・ヒル、ロジャー・バート、マット・マロイ、ジョン・ロヴィッツ
７５年に公開された「ステップフォードの妻たち」のリメイク。ニューヨークで敏腕女性プロデューサーとして輝かしいキャリアを築いてきたジョアンナは、ある事件がきっかけで退職する事となった。どん底のアンナに対して夫ウォルターは新天地で再起を図ろうと提案し、コネティカットのステップフォードにやって来たのだったが・・・。
二コール・キッドマンを始めビックネームが勢ぞろい。面白くないわけがないと思ったのですが、面白くなかったです。リメイクされた最初の映画を観た事がないのでどうこう言えないですが、わざわざリメイクするほどの映画じゃないでしょ。インタビューで二コール・キッドマンが、作品を選ばずに出演してしまったのは失敗だったと言ってましたが、この映画の事じゃないでしょうかね。だって、つまんないんですもの。ストーリーもかなり辻褄があってない部分もありましたし。どうせなら、その矛盾をどうにかする位の事をしてリメイクすれば良かったのに。
主人公ジョアンナを演じるのは二コール・キッドマン。あいかわらず美しい。彼女ってどんな衣装を着ていても綺麗。うらまやしい限りです。以前と比べてずいぶん演技が良くなってましたよ。で、彼女の夫ウォルターを演じるのはマシュー・ブロデリック。久しぶりに見ましたよ。童顔だから昔と全然変わってないです。
これがアイドル全盛期だった頃の彼。
〝明星〟とか〝平凡〟とかに載っていた日本の一昔前のアイドルみたいな写真ですね。現在は、ちょっと横に大きくなった感があります。昔の彼の人気を知らない人はサラ・ジェシカ・パーカーの旦那だとしか思わないんでしょうね。確かに、最近の彼はぱっとしないですから。映画でも私生活でも、妻の方が彼より強いし稼ぐってどうなんんでしょうか。頑張れマシュー・ブロデリック。
2005/10/01
