スーパーサイズ・ミー/SUPER SIZE ME

Director:モーガン・スパーロック
Cast:モーガン・スパーロック
ファーストフードを1日3食1ヶ月に渡って食べ続けると、人間の体がどうなっていくのかを描いたドキュメンタリー。監督自身が実験台となり、偏食の恐怖と肥満に対する社会の問題を我々に付き付ける。


サンダンス映画祭で絶賛されたドキュメンタリー映画ですが、後半から退屈でした。上映時間は98分と普通の映画と比べると短いのですが、ひたすらスパーロック監督がマックを食べてるシーンばかりを見せられると、食傷気味になって来るのは当然でしょ。それに、だんだん気持ち悪くなって来るし。時々、インタビューやアニメなんかもあるのですが、いかんせん食べて食べて食べまくるだけ。途中の胃バイパス手術のシーンで観るのを止めようと思いましたよ。食べ物と手術のシーンは絶対に相容れないですって。気持ち悪さ倍増です。
しかし、ファーストフードが体に悪いとわかっていながらも、1日3食1ヶ月マックだけで生活した勇気は凄いんじゃないでしょうか。一歩間違えたら一生病気になるかも知れないのに。20日目ぐらいで医者に実験を止める様に言われたにも関わらず、マックを食べ続ける彼の姿に眼を覆いたくなりました。だって、結果なんか最初からわかってるじゃないですか。でも、いかにファーストフードが体に悪いかって事を数字にして見せられると、インパクトがありますよね。たった1ヶ月であれだれの変化ですから。
私はファーストフードを食べるのは(ポテトフライとナゲットだけですが)1ヶ月に1回程度なのですが、それも止めた方が良いんですよね。栄養士の方が理想的なのは食べない事と言ってましたし。昔はハンバーガーを食べても平気だったのですが、5年位前から食べると必ず下痢になるんですよ。体が受け付けなくなったんでしょうね。歳を取った証拠ですね。でも、無償にポテトフライが食べたくなる時があるんですよね。それもマックの。これもジャンクフード中毒にかかってる所為かも知れません。

2005/10/13

スーパーサイズ・ミー [DVD]