デンジャラス・ビューティー２/MISS CONGENIALITY 2: ARMED AND FABULOUS
Director：ジョン・パスキン
Cast：サンドラ・ブロック、レジーナ・キング、ウィリアム・シャトナー、ヘザー・バーンズ、アーニー・ハドソン、ディードリック・ベーダー、エンリケ・ムルシアーノ、トリート・ウィリアムズ、エリザベス・ローム
女性FBI捜査官の活躍を描いた続編。ミス・アメリカ・コンテストで優勝したグレイシーは有名になってしまい、潜入捜査が出来なくなってしまった。その為に、FBIの顔としてPR活動を任命された。そんな時に、親友のミス・アメリカが誘拐されたとの情報が耳に入り、いてもたってもいられなくなり命令を無視して独自で捜査を始める。
続編の王道を行く作品でした。ので、やっぱりオリジナルには負けます。あそこまでのストーリーとしての面白さはなかったです。これは続編の宿命なので、仕方ない事だとは思いますけどね。でも、楽しく観れましたよ。ストーリーはお約束で、最初からラストが手に取る様に分かりますが、サンドラ・ブロックとレジーナ・キングが漫才をしている様で、笑ってしまいました。
グレイシーを演じるサンドラ・ブロックですが、彼女ってセレブを気取ってオサレしてるよりも、小汚い方が似合いますよね。失礼な話しですが。当然、実際に彼女はセレブですからキレイなんですが、ワインより缶ビールの方が似合いそうでしょ。美しいよりも逞しいイメージがあるんですよね。
で、グレイシーの相方サムを演じたのはレジーナ・キング。いつも不機嫌でグレイシーを目の仇にしていたのに、ノリノリでティナ・ターナーの仮装をして歌う彼女の姿は何度観ても笑える。その前にサムがグレイシーに〝男のふりしてティナ・ターナーの仮装して歌うなんて絶対に無理〟って不機嫌な顔で言うセリフがあるんですよ。そのセリフが当然過ぎて面白いのに、その後でノリノリですよ（最初は嫌がってましたけどね）。この手のドタバタコメディって間が大切じゃないですか。その間がストライクゾーンなんですよ。ストーリーはともかく、楽しめる作品だと思います。
2006/01/15
